RPGツクールVXAceの網

RPGツクールVXAceの製作過程で気が付いたことをメモする。

動作環境と解像度(1)

ツクールXPの網に倣い、このブログに製作で気が付いたことをメモしていくことにする。

 

VXはRGSS3(RUBY)の処理効率が上がったため動作が軽くなったと考えられるが、どの程度軽くなったか検証している。とりあえずこれが動けばほぼ全てのユーザーが動くであろうpentium3 -933MHz メモリ512MBでトライした結果、マップの通常歩行で大体20~30FPS出ていた。ツクールXPが10FPS台だったと思うので、かなり良好。一般的なPCなら間違いなく60FPS出せるだろう。

 

ゲームのフレームレート(Graphics.frame_rate)を120FPSに変更して解像度を変化させたときの動作検証を試みる。ヘルプにあるとおりGraphics.frame_rateを変更することは推奨されない。ゲームの全グラフィック処理がフレーム基準で設定されているため、フレームレートを倍にすると多くのエフェクトが2倍速で実行されてしまう。しかも、画面のちらつきを抑えるオプションを有効にした場合、結局垂直同期を取るため60FPS(多分画面のリフレッシュレート)と同期してしまい、滑らかさという点ではあまり意味が無くなる。

 

そういうわけで、今回は検証のためにだけ、試験的にフレームレートを120に変更して実施する。 

単純計算ではデフォルトの544*416pixは画素数226,304。

640*480は307,200。

この差は35.7%あり、仮に544*416でジャスト60FPSの能力だったと仮定すると、640*480では44FPS程度に落ちる。ただし実際には内部計算などの別の処理にCPUを使っているのでこういうことにはならないと思うが、無視できる量ではなさそう。

 

続きは明日に。